ネットショップを始めるとき、「BASEとSTORESとShopify、結局どれがいいの?」と考えるのは自然なことです。ただ、サービスの違いをいくら調べても、自分のお店の売り方が決まっていなければ判断は難しくなります。
まずは以下の6つの質問に答えるところから始めてみてください。答えは一つに決まらなくても構いません。
1. 何を、何点くらい売る?
ハンドメイド作品を月に数点売るのか、在庫100点を持つセレクトショップなのか。商品点数と登録頻度によって、必要な管理機能が変わります。
古書や一点ものの作品の場合は、売り切れた商品の在庫を確実に更新できることが重要です。色やサイズが選べる商品なら、バリエーション登録や在庫の管理方法を先に確認します。
2. 月に何件の注文が見込める?
たとえば月商が同じ30万円でも、30件と300件では1件あたりの手数料や発送作業に差が出ます。
月額0円のプランと有料プランは、ある売上規模で費用の大小が逆転することがあります。おおよその月商と注文数を置いて、費用をシミュレーションしてみましょう。
3. 店舗やイベントでも売る?
ネットのみなら必要な機能は比較的シンプルです。実店舗や催事でも販売するなら、レジ、在庫、カード決済、現金の記録をどのように扱うかが重要になります。
ここで区別したいのは、在庫が自動で減ることと、決済端末へ金額が自動で渡ることです。似ていますが別の連携です。
4. 誰が毎日更新する?
ひとりで運営するお店では、難しい機能をたくさん追加するより、商品登録や発送連絡が短時間で終わることに価値があります。
複数のスタッフで動く場合は、権限設定、操作履歴、引き継ぎのしやすさも必要になります。無料体験で実際に商品を3点登録し、購入から発送通知までテストするのがおすすめです。
5. どのくらい独自の見せ方をしたい?
商品の写真が大切な業種、作家の紹介をじっくり読みたい商品、短期間だけ販売するイベントなどでは、見せ方が売り方と直結します。
テンプレートで十分ならシンプルに始められます。一方、ページ構成や機能を変える見込みがあれば、テーマやアプリの自由度も検討材料です。ただし、自由度と保守の手間はセットで考えましょう。
6. 1年後、どうなっていたい?
一年後も少量販売なら、小さく始められる仕組みが合うかもしれません。店舗や販路を増やす構想があるなら、将来の移行コストまで考える価値があります。
最初から全部を用意する必要はありません。「移し替えると大変なものは何か」だけでも整理しておくと、あとで困りにくくなります。
比較表を見る前のメモ
紙でもメモアプリでもよいので、商品種類/商品点数/平均単価/月商見込み/注文数/運営人数/実店舗の有無を書いてみてください。
この情報があれば、比較表のどの行を重視するかが自然と見えてきます。迷ったら4問の選び方診断や、サービス比較も活用してください。
作成:2026年10月22日。サービスの機能は変更されるため、具体的な契約条件は各社の公式資料をご確認ください。